2009年05月23日

一車入魂・・人馬一体

以前に読んだ「ものづくり経営学:東京大学ものづくりセンター 藤本 隆宏教授 著」の中にマツダ自動車のビジネス戦略について興味深いことが書かれていました。

私は日本の自動車メーカではマツダが結構好きなんです。
大昔に超燃費の悪いロータリーコスモRX-5に乗っていたこともあり、常に気になっています。

本の中で・・・マツダのブランド戦略において、アテンザの開発責任者の方が・・「100%の顧客に、10%の満足を与えることではなく、マツダ車を選択してくれる市場の10%の顧客に100%の満足を与えられる」ことを目指した・・

なんと素晴らしい考えか・・♪

また雑誌のル・ボランにサムライのようなRX-7最終型とロードスターを3代にわたり真剣に創られたチーフエンジニアの貴島孝雄さんの記事がありました。
貴島さんは今年1月に定年されましたが、今も主査代行として引き続きロードスターのチーフエンジニア職をされてるとのこと・・♪

記事の中で・・「やり残したことはないか、とよくジャーナリストの方に聞かれるんです。そりゃやり残したことっていうのは常にある。いまそこにあるクルマっていうのは2年前に考えて決めたクルマなんですから」・・

貴島さんはきっとこれからもロードスターをさらに良くしていかれるんでしょうね・・♪

ちなみに私のマツダに対してのイメージは「一車入魂」「人馬一体」なんです。

今日の新聞にトヨタのプリウスとホンダのインサイトがいっしょに一面広告で載っていました。
何がちゃうん・・見た目同じやん・・空気力学を追求すると、こないなるんですか・・?

環境に配慮するのは素晴らしいんですが、もうちょっとどないかなりませんかねぇ・・
  

Posted by ジャーマンロケット at 10:47Comments(1)車の事